君と過ごした日々【完】

「うん」



あたしたちは歩き出した。



数分無言が続いた。



そしてその後、桔平が口を開いた。




「あっ、あのさ。さっきごめんな。しんみりした空気になっちまって」



そう言った。



「気にしないで。あたしも分かるから」



好きな人に裏切られた気持ちはあたしにだって分かるから。



「えっ?」



桔平がそう言った。



「あたしも前の彼氏に浮気されたの。しかも相手はいつも一緒にいるグループの子」