君と過ごした日々【完】

あたしたちは四人で何も言わないで歩いていた。




そして、分かれ道でようやく美風が口を開いた。



「明日ね」



赤く腫れている目で笑った。




苦しいとも思う。泣きたいと思う。




なのにそう言って笑う美風がすごく偉大な人に思えてしまった。



「じゃぁ、明日な。おい!桔平!俺は美風送ってくからこっち行くけど、一人になってもちゃんと帰ろよ!」



そう言って美風と歩いて行ってしまった。




「行こっか」



あたしは桔平に行った。




桔平とは同じ方向だったのだ。