君と過ごした日々【完】

「ありが…とぅ」



美風はそう言って抱きしめ返してくれた。




美風…。



あたしはチラッと桔平を見た。




桔平は涙を堪えているらしく何も話さないでいた。




「ちくしょうっ!!!」




亘はそう言って壁を思いっきり蹴っていた。




「なんでなんだよっ!」



亘が桔平の代わりをするように怒り狂っている。




そしたら、桔平は亘の肩を持った。




「いいよ。ありがとう。帰ろ」




そう言って切なそうに笑った。



その切なげな笑顔はあたしの胸を締め付けるんだ。