君と過ごした日々【完】

美風は涙を流しながら蓮君に言った。




「なんで……?どうして…?」




「俺と別れて」




そう言って蓮君は廊下に出て行ってしまった。




えっ?



「あたしもあんたとは付き合えないからじゃぁね」



桔平にそう言い放ってから友稀ちゃんも行ってしまった。



なんなのよ、あいつ。



あたしは声を押し殺している美風をそっと抱きしめた。




「美風。あたしがいるから」



こんな時なんて言っていいか分からない。




けど、あたしは美風の傍にいる。




ちゃんと一緒に居る。



だから元気出してよ。