君と過ごした日々【完】

「あっ、いいって。大丈夫だから。これくらいの怪我なんてしょっちゅうだしな」



そう言って笑った。




桔平君。




あたしの胸はまた締め付けられる。




「あ、ありがっ………」





「きっぺーーーーーい!!!!」




ありがとう。そう言おうと思っていたのに後ろから聞こえてきた声であたしの声は消されてしまった。




えっ?



あたしは後ろを振り返った。




そこにいたのは可愛らしい女の子だった。



その子は髪の毛が綺麗にカールしてて整った顔立ちをしていた。




可愛い。



女のあたしでもそう思ってしまうくらいに。