君と過ごした日々【完】

「あっ、うん。いいよ」




あたしがそう言うと




「いいって。……………うん。そこを曲がって緑の屋根の家。うん、うん。はーーーい」





ピッ





そう言って切った。




「いやー、なんか桔平から亜矢に伝えたいことがあるらしーいよ」




そう言った。





えっ?




伝えたいこと ?




その時





コンコン



部屋のドアがなった。