終電間に合うかなぁ?




「小姫!」




帰ろうとしたら誰かに引き止められた。




「矢島?どーしたの?」



「二次会…行かねぇの?」



「うん。レポートがあるんだ。お酒も強くないし。今日は帰る。」



「…そーなんだ。」



「矢島は行くんでしょ?楽しんで来てね。」



「小姫、よかったら連絡先教えて?」



「…え?うん。いいけど?」





それから矢島と連絡先を交換して私は同窓会から家に帰った。




今日の再会で恋の嵐が吹き荒れるなんて…この時誰が想像しただろ…?