「あ~… また明日な!」 萩くんそう言って、足早に帰って言った。 ……また明日なんて言ってたっけ? あたしが考えこんでいると駿が言った。 「もしかして、 オレ、ナイスタイミング?」 苦笑いをしている。 「……? 何が?」 「あっ、気づいてないのね。 別にいいよ。 気にすんな。」 駿はそれだけ言って帰ろうとした。 「ちょっ、駿! 何でウチにいるの?」 大体想像がつくけど聞いてみた。