ハードルに寄りかかるようにして座り込んでいる。 オレは、それを見て部室を飛び出した。 「おい!どうした?」 オレはしんのまわりに集まっていた1人に尋ねた。 「なんかね、ハードルを飛んでいるときに、急にふらっとしてそのままハードルと正面衝突したみたい。」 その言葉を聞いてしんをみると、足をハードルにぶつけたのか、足から血を流していた。