「…亮ちゃん。 ごめんなさい!」 あたしは亮ちゃんに頭を下げた。 「あたし、亮ちゃんとは付き合えない。 あたし、好きな人がいるから… やっぱその人じゃなきゃダメだ。」 「…やっぱ、駿なの? やっぱり、駿か好きなの?」 あたしは、亮ちゃんの言葉に顔を上げた。 そして、それに頷いた。 「そっか~… やっぱり駿なのか。 あいつのどこがそんなにいいのかね。」 そう言って、亮ちゃんが笑った。