帰り道、あたしは家へと続く薄暗い夜道を歩いていた。 最近慣れてしまった、一人で歩くこの道。 …慣れってこわい。 今でも確かに寂しいけど、前ほどではなくなった。 そんなことを考えていると、いきなり誰かが肩に手を置いた。 あたしはその場で硬直した。 「おいおい! そこまでビビるなよ。」 そう言って、あたしの横に立ったのは亮ちゃんだった。 あたしの胸は、なぜか少しがっかりしていた。