「…しん、大丈夫?」 憂鬱な日から数日後の部活の途中、急にさきが聞いてきた。 「…大丈夫だよ。」 あたしは苦笑いしながら言った。 「…最近、すごく疲れた顔してる。 ごはんとか食べてんの?」 「……ぼちぼち食べてるよ。」 そんなあたしの返事を聞いたさきが、あたしの肩をつかんで自分に向き直らせた。 さきの顔がドアップである。 「ぼちぼちって、どれくらい? はっきり教えなさい!」