あいことば



ひとまず、一旦自宅に帰って荷物をおくことにした。


荷物を玄関に置いて、今度は駿の家へ向かった。


あたしより先に帰ってたっぽいから、もう家に着いてるはずだ。




ピンポーン


駿の家に着いて、インターホンを押した。


びみょうにどきどきしているのはなんでだろう…?



ーガチャ…


「おっ、しんじゃん。」

そう言って出てきたのは亮ちゃんだった。



お風呂あがりらしく、髪がまだぬれていた。