「・・・・・・えっ・・・?」 ベンチを見て、あたしは思わず声が出た。 そこにいたのは、仲良く並んで談笑する駿とりんの姿。 それを見た瞬間に、あたしの胸はざわめいた。 心のなかに、もやもやした感情が浮かんできた。 さっきまでの幸せな気分はどっかに飛んでいき、あたしは一気にテンションが下がった。 あたしは、しばらくの間二人をみていた。