これは、正直に言わないとりんならわかるだろうと思い、正直に答えることにした。 「あたしはさ、 あんまり付き合いたい とか思わないんだよね」 りんが、ふーんと言ってベッドの上でゴロゴロする。 「だってさ、 付き合うだけが恋愛じ ゃないじゃん。」 それを聞いたりんが、ガバッと起き上がる。 「甘いっ!! 甘いよっ、しん!!」 そう言って枕をバシバシ叩く。 …ーそれ、あたしの枕なんだけどなぁ。 潰れてるし。。。