「…萩くん、あたし、 そろそろ行かなきゃ。」 あたしがそう言うと、萩は慌てて時計を見た。 「あっ、ごめん、 長くなった。 ほんとに、 来てくれてありがとな!」 「うぅん、あたしこそ! それじゃあ、またね。」 あたしは、そう言って歩きだした。 「…っ、朝倉!」 少し離れたところから、萩くんが叫んだ。