「ねえねえ、 実際どうなの? 駿くんと?」 今度はわりと真面目に聞いてくる。 まっすぐな瞳があたしを捕まえる。 「……駿とは、 そんなんじゃないよ。」 写真たてに目をおとしながら言う。 ほんとにそうだ。 駿とは、 ただの幼なじみで、 ただの部活仲間で、 よく相談はしたりするけど、 それは男友達としてで、 それ以上の何でもないし、 あたしもそれ以上を望んでいない。