そんなあたしに、浴衣なんて無縁だった。 「あっ…そういえば…」 「どした?しん?」 あたしの言葉に、りんが首を傾げる。 「あたし、 浴衣持ってないや…」 その言葉に、りんがまたにやりとした。 「しん、そこらへんはあたしに任せといて! 浴衣からメイクまで、すべてあたしがプロデュースしてあげるから!」 りんがすごく楽しそうに言った。 ……なんか… その日の格好に関しては、何も心配しなくて良さそうだ。 あたしはさらに祭りが楽しみになってきた。