手には、さっきまで読んでいた陸上マガジンを持っていた。 駿は、ベッドの枕元に陸上マガジンを広げた。 あたしもそれをのぞきこむ。 今号には、高校生の大会のタイムが載っていた。 あたしはハードルを探してタイムを見ていく。 「すごいね…」 思わずつぶやいてしまった。 あたしはハードル以外の種目の記録も見ていった。 やはり、これに載る人たちはすごい。 タイムが違う。 インターハイを狙うならこの人たちを相手にしなければならない。 厳しいなー……… 素直にそう思った。