「まぁ、 それがしんだから。 でも、駿くん的にはそっちの方が好都合じゃん。」 あたしはニヤリとして言った。 とけかけているクリームソーダのアイスを食べた。 「…オレ、 この前の総体のときに気持ち伝えるつもりだった。」 「……… 何で言わなかったの?」 駿くんが窓の外を見ながら言った。 「……カッコ悪かったんだよ。 しんには、もっといいオレの走りを見てもらってから、気持ちを伝えるつもりだった。」