次の日の朝。
いつもより、一時間も早く起きてしまったあたしは、学校にも早く来た。
ちくしょうめ!

「はよーってこんな早い時間、誰もいるわけないか」
「よっ」
「およ?」

声のした方に視線を向けると、そこには意外な人物が座っていた。