あたしも瑠夏先輩たちみたいになれるように頑張ろう!



「瑠夏先輩、早かったですね!」

「あたしん家こっから近いから♪
 しかも今日、チャリじゃなかったしね。
 誰かさんの必死にチャリ漕いでるとこおもしろかったぁ♪」

「だって仕方ないじゃないですか!
 間に合いたかったんですもん…」



そう言ってふてくされると瑠夏先輩は「ごめんごめん」と言って、あたしの頭にポンッと手を置いた。




瑠夏先輩は、あたしより10センチ近く背が高い。
あたしが156センチで、瑠夏先輩は165センチ。


朔羅は175で、あたしと並んだら、まぁあたしがチビに見えるわけで…。

でも芦屋さんは180センチくらいらしく、瑠夏先輩と2人で並んだら本当にモデルさんみたい。









「よし、んじゃ今からじっくり観戦しますか♪」

「はい!」


そして、あたしたちは味方チームよりのとこに2人で座った。