永久の宝物


「明日の、やめにする?」

夕飯のオムレツをつついてると、卓哉がいってきた。


「え!やだよ!あたしいきたいもん。」

「でも、お前の体調が…。」




「だから、もう大丈夫だって!なんともないんだからっ!!」

ホントに心配性だなぁ。


「…そこまで言うなら。…でも、どうかあったらすぐいえよ?」

「うん。」



あたしが微笑むと、卓哉はホッとしたようにあたしの頭をくしゃっと撫でた。