振り返ると、愛のお父さんがいた。

愛菜の様子を見にやってきたようだった。

「ジイジ!」

「…どうして、君が…」


驚いたように目を見開いている。


「お久しぶりです。お父さん。」

頭を下げる。

「愛菜がね、見つけたの!パパ見つけた!」

「…愛菜…。」