「昨日の夜、みんなで祝っただろ。その子にとって、初めてのお祝いだ。」 そういうことか…。 卓哉、すごく喜んでくれてる。 ホントに良かった。 あたしは涙をこらえながらほほえんだ。 「ありがとう。卓哉にしては、気が利くじゃん。」