高校は無事卒業した。
これから大学生の道を歩む。
どおせ学校に行っても意味がないのに。
親は世間体を気にするみたい。
大学では…とおしゃれをして登校自己紹介ほど嫌なことはない。
名前を言うのも注目あびるのも趣味とか特技とかなんとか
何もないしとにかく嫌。
消えたいとみじめな思いをするだけ。
かっこいい男の子はいたけど…
次の日前の席のうららちゃんと仲良くなった。
うららちゃん可愛いくて優しい。私はちいちゃんの時みたいになりたくなくて少し距離をとっていたそんな私にきずいたうららちゃんは「光ってなんか壁があるんだよなーうららのこと信じれない系?」
「………」なにも言えなかった。
「とりまカラオケ行こっか」
そう言って私の手をとり走るうらら。
「私カラオケ行ったことない」
「まじのすけー!!楽しいしそこで語ろ」
19歳。人生初カラオケ。
歌う前にうららが「で、一体どんな壁が光を閉じ込めてるの?」
「……」
「黙ってちゃ分かんないよ?じゃー言いにくそうだからあたしから話すね」
そう言ってうららは自分のことを話てくれた。過去にいじめられたり親に虐待うけたことも。
私は何かを感じた。
……私と同じだ。
「私もうららと同じ。」
「えっ?まじで?」
「うん。うらら…」
「そっかー光も辛かったんだね」
そしてあたし達はカラオケで歌わず語り合った。
はじめてだよ?この世に私と同じ子がいるって知ったの。