次の日から、学校はあたしの楽しみになっていった。 だって…なぁ?? 無条件で愁ちゃんに会える。 こんないいことないわ。 授業中、背中を見ながら好きってちっちゃい声でつぶやく。 「ふ…」 肩…笑ってるし。 『愁ちゃん!!聞いてんなよっ!!』 小声で怒鳴る。 すると愁ちゃんは振り返り、舌を出し笑う。 …可愛い。 こんなことしてる瞬間も…すごい幸せ。