見つけたのは、学校から少し離れた公園。 ブランコに乗っていた。 目の前まで行った。 ふと、頭の中にさっき書いていた詞と、 聴いたことのない、けれど知っているようなメロディが流れた。 私は、歌っていた。 "好きです。でも想いは言えなくて… 近いのに、こんなにも近いのに まだまだ遠くて…" 続きもできそう。 だって、コイツへの想いだもん。