ため息をついて書類を手にする蓮。


そんな蓮を見て、葵は呟いた。



「...がんばってください」



そして自分の机に戻るとのんびりとお茶を飲み始める。


萌が葵の方を向いて、目を細めた。



「葵~?


仕事しなくていいの?」



「「同感」」



すると葵はにやっと笑う。



こういう顔をしても葵は美少女にしか見えない。



...残念だよな、

と蓮は心の中で思った。



「僕は昨日のうちに全部終わらせたので((ニコッ」




「「「マジかよ」」」