私はそれからちゃんと登校するようになった。


春が来て小6になった。

翔とであって一年たつことをまた思い出す。

いまでも君があの日のように走って教室にくるのではないかと

まっている。



夏・・・・

親が父の浮気で離婚した。

父は愛人を作って子供ができ収拾がつかなくなったのだろう。

でも父はそれを私のせいにした。


離婚する一週間前

別居していた父が私にこういったのである。

「お前が俺がお母さんを作ったら俺のとこへくるっていったじゃないか。」

幼かった自分はとても傷ついた。

母はそんな父にあきれていた。

慰められたところで何の役にも立たないと思った。