『ちょっ……直己さんっ…!』 「直己、そう呼んでよ。」 なんで竜と真琴はいいのに俺はダメなんだよ。 『直己…さんっ…!嫌です…!私………男の人…ダメなん「嘘。」 俺は咲良の話を遮った。 『え………?』 「嘘でしょ?そんなの。」 抱きしめたまま言う。 本当に男嫌いなのはわかってる。 でも、まだ…離したくない。