「何の用?」
ベッドに座りながら本を読んでた真琴にと目をむけた……
………ん?
おい、なんだよ。
「………おい。どーして咲良がいんだよ。」
真琴が使っていないベッドに咲良が寝ていた。
「用はそれ?」
真琴はちらりと目線を咲良に向けるがすぐこちらをみた。
冷静すぎてむかつく。
なんでよりによって真琴に懐いてんだよ。
真琴はめんどくさそうな事するの嫌なはずなのに。
「やっぱいい。」
俺はドアノブに手をかける。
「なんだよ。素直に言えよ。咲良のことだろ?」
「!!!!」
どーしてわかったんだ?
「バカか。何年一緒にいるんだよ。」
フフンと鼻をならした。

