───────…… 「咲良ちゃぁーん、こっちきてよ!」 『嫌です。』 「咲良ちゃん、遊ぼーよ!」 『嫌です。』 「どうしたの?急に。」 「しるか。」 朝飯を食べ終わったとたん。 咲良は昨日いた部屋の隅に座った。 「咲良ちゃぁん…」 光琉や星太が話しかけても、同じ言葉しか言わない。