【完】猫、拾いました。






『…ねぇ。どーして…珍しいの?』




しばらくして咲良が突然口を開いた。







「なんでかは、竜に聞きな。」




直己がにやりと笑って言う。






『竜?どーして?』





それは………





「それは…俺たちの仕事が夜にあるから。」






『夜?夜勤なのかー』




うんうん、と頷いてる咲良。








「違うよーー!僕たちはホストやってんのー」





ガチャン!!



持っていた箸を落とした。





『ホ……ホスト…ってあの……?』





「そだよー!咲良ちゃんも遊びにきてよ!」



そしたら頑張る!とか言ってる星太。