「んじゃ咲良ちゃん、みんな起こしてきて?朝ご飯にするから。」 『わかりました!』 咲良の姿が見えなくなる。 「咲良ちゃんに聞いたんだけど、あの子まだ17歳なんだってよ?」 …………まじか 「学校は?」 「それがさ…聞いたんだけど、何も答えてくれなかった。」 ………何者なんだよ… 『きゃぁぁっ!!!』 「咲良ちゃん!?」 「咲良!?どうした!?」 慌てて声の方にとんでいく。