しばらくすると咲良は泣き止み、震えも止まっていた。



「さて……と。私はそろそろ帰ろうかな。」




『えぇっ!!』




………は?




「私、明日……てか今日だけど。仕事あるからさ。咲良ちゃん、今日はここに泊まっていきな?」


そう侑希が言うと咲良は顔が青くなる。






「うそーーーっ!?咲良泊まるのっ!?」




「まじかよ…」





『嫌ですよ!男の人しかいない…!』






「大丈夫、こう見えてみんな紳士だから!」



ね!とか言ってウィンクをする侑希。