それを聞いたとたん、急に真琴は表情が思いっきり変わった。 「咲良!ばか!真琴に何言ってんだ!」 怒ったのか? 怒った真琴はまずい。 『……あ…やってしまったっ…』 咲良は気づいたらしく、真っ青になっていた。 「……お前…名前は…」 『ふぇっ?』 「は?」 俺と咲良の声がハモった。 「名前。何?」 『……咲良…です…』 咲良か…、と真琴はつぶやきポケットから何かとりだして咲良に渡す。