「なに?咲良ちゃん、もっとして欲しいの?」 くるりと咲良ちゃんの身体を向かい合うように向けると、真っ赤にした咲良ちゃんの顔ドアップ。 「ーーーっ///なにこれ可愛い…」 『うぅ……直己さん、いじわる……』 なにこれ最高に可愛い。 「ねぇ。猫ちゃん。俺のために鳴いてよ。」 『へ……?な……おきさん?』 「鳴いてみて?」 優しく両手で頬を包み、静かに口を近づける。