俺は咲良が来たことを話すことにした。
「今日うちに、咲良がきた。」
その言葉に二人は驚いて口を開けた。
「「え……?」」
「だから、咲良が来たって言ってんだろ?」
そこまで驚くことかよ。会いたかったのか?
「いやいやいやいやいや!!何言ってんの!あんな牢屋みたいなところから出れるわけ……」
は?
「牢屋?」
しまったと口を抑える星太。
「星ちゃんのバカ!!」
「やっべ真琴に殺される…」
「どういうことだよ?」
俺の知らないところで何か起こってる。
牢屋?
咲良は何も言っていなかった。
「おい。説明しろよ……」
俺は仲間はずれってか。

