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side竜
もう、今が何日なのかわからない。
「…はぁ」
携帯の充電も切れてる。テレビも見てない。
俺は枕元に置いてあったたばこを持って部屋から出る。
"竜の体に悪い……"
毎回たばこに火をつけるときに思い出す。
「ちっ…」
咲良がいなくなって、元通りの生活に戻るだけだと思っていた。
自分がまさかこんなになるなんて思っていなかった。
ただ、咲良がいなくなって、しかも蓮と一緒に何も言わずに行ってしまった。
「蓮…あいつ咲良とどういう関係だったんだ…」
咲良は俺には喋ってくれなかったことも、連は知っているのだろうか。
なんて小さい嫉妬に腹が立って酒に溺れた。
「はぁ…めんどくせ…」

