れーくんの真剣な顔と言葉に震えた。 『ここから…抜け出す…?』 そんなことができるの… 『む…無理だよ!そんなことできない!』 今までだって何度も何度も抜け出そうとした。 『そんなの私でもできないことだってわかる!』 それに… 『また見つかったら今度は何されるかわからない……』 怖いよ…