「お口にあって嬉しいです!」 次々と新人さんが作ったご飯を食べるパパ。 「咲良。お前も食べてみなさい。 …おい、新人。知ってるとは思うが咲良の食べるものは全部冷たくしてから出すんだぞ。」 やっぱりか… 私はここの家で温かいものを食べたことがない。 「はい。わかってます、ご主人様。」 そういって私の前にご飯を並べる。 『いただきます…』 「咲良様に気に入っていただければと…」 ぱくり。 『っ!!』 これは… どうして温かいの…