『ほう。お前が今日から雇ったやつか。』 目を細めてゆっくり見ているパパ。 ここからじゃ、逆光だったらしくて新人さんの顔がよく見えない。 「──はいっ!今日からよろしくお願いします!!」 そういうと新人さんはご飯を並べ始める。 「お口に合えばいいのですが…」 今までは洋食だったのに。 今日は和食が並べてある。 「ほう。和食か。懐かしいな。」 パパは卵焼きをひとつ口へ運ぶ。 「おぉ!旨いではないか!」