『れーくん…?』
「ほら、朝ご飯いってきな。俺もう少し寝るから。」
そういってベッドから追い出された。
『??よくわかんないけど…おやすみ…?』
「行きましょうか、咲良様。」
あお…ずっとここにいたんだ…
……てことは!
『うわっ……顔赤いの見られてたっ!!』
最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪っ!!
「……どうかしました?」
『ななななんでもない!』
私はあおを追い抜かして部屋をでる。
れーくんが顔を真っ赤にしてるのも。
あおがにやり、と笑ってるのも。
私は何も知らなかった。
『ご飯なんだろーなー♪』