【完】猫、拾いました。







「別にいーだろ?幼なじみなんだから。」






いやいや!そうだけどっ!!





『さすがにっ…これだけ近いとっ…』










照れるって言うか…








ただの幼なじみだけどっ!

れーくんだって顔はかっこいい方。






『うぅっ…//』






意識した途端顔に熱が。






「ん?咲良?熱か?顔赤いぞ?」



『う、ううん!違うからっ!』





慌てて否定すると、れーくんはニヤリと笑った。






「もしかして…俺に照れ『ギャァ!ダメっ!』



自分の手でれーくんの口を塞ぐ。







怒ってる私とは裏腹にニコニコしだすれーくん。






男女の力の差はもちろんあって、すぐ手を離された。






「へぇ。咲良もついに俺の事意識しだしたのか。」