【完】猫、拾いました。









「まぁ、俺は咲良ちゃんの保護者ならそれでいいけどね。」









『直己さんが保護者だったらいいのに……って本気で思います~。』







「だめだめ~!直己ママは僕らの保護者だからねぇ~!」








光琉がそういうと、直己は苦笑しながらため息をついた。





「やれやれ……手がかかる子ども達だなぁ。さてさて、夕ご飯だから帰りますよ~。」





なんだ直己。すっかりやる気満々じゃん。







「『はぁーい!』」




咲良と光琉が面白がってついてった。






みんなで出口に向かう。