【完】猫、拾いました。







ん?今なんて?





「なぁ光琉!こいつおかしい!
《おい。待てよ。》って言ったぞ!」








「え?」








振り向くとポリポリと頭をかるくかいてる、さっきの看護士。







『あれ…?』






《だから待てってば。俺置いてってさ…》






この声は。





「…………まさか蓮?」






僕が聞くと、にこりと笑った。






《光琉先輩まで俺を見捨てましたし…》







『蓮さん………その格好……?』






《あー……なんか置いてかれて、最悪って思ったら声かけられた。》







…………なんだ…蓮でよかった。







「一瞬ビビったよ………」