side星太 ………どうしようか。 『う……』 どうしてしまおうか。この可愛すぎる生物。 『ひゃ………』 「咲良ぁ~まだお化け屋敷の中入ってないよ?」 さっきから咲良ちゃんは、光琉の腕に抱きついたまま。 『だって……暗いし…怖い…』 おまけに涙まで浮かべちゃって。 そりゃもちろん上目遣いで。 「咲良には僕がついてるよ!」 『ん…光琉君となら…がんばる!!』 光琉はどうして何も感じないんだろうか。 ………いや。あいつ、顔真っ赤だ。 「光琉先輩、咲良ちゃんとイチャイチャしてる…」