少し後ろを歩いている俺、真琴、直己、竜。
「うーん……どれから乗ろうかなぁ~」
『はやくっ!竜たちもきてよー!!』
「はやくこいよ!咲良ちゃんも言ってるだろ?」
………。
はい。とても目立ってます。
「うわぁ…あの人達モデルかなぁ!?」
「かっこいい…」
「声かけてみる?」
幅広い年齢の女性から熱い視線が。
もちろんホスト軍団は慣れっこだからか無視。
つか、俺もあそこで働いてたし。
「だから来たくなかった…」
ボソリと呟いた竜。
「しょうがないでしょ?咲良ちゃんが行きたいって言ったんだからさ。」

