────……… PM11:00 侑希は仕事が明日早いから、と言い帰ってから1時間がたった。 『む…』 「眠いの?咲良ちゃん。」 さっきから目を何度もこすってる咲良。 「眠いなら寝ろよ。」 と、俺が言っても 『やだ。真琴とか待ってるの…』 さっきからその一点張り。 「はぁぁ…」 ガチャン!! ため息と一緒に、ドアが開いた。 「ただいま~!咲良ちゃぁーん!」 入ってきたのは星太。 『あっ!星太くん!おかえりっ!!』